2008年8月11日(月) 大会4日目
柔道
男子73kg級 金丸雄介
1979年9月14日 オリンピック初出場 2007フランス国際/2008体重別優勝
- 結果
- 1回戦:●−1本(大外刈り)−アリ・マロオトマト(イラン)○
- 敗者復活1回戦:○−優勢−ジョアン・ピナ(ポルトガル)●
- 敗者復活2回戦:○−優勢−Dashdavaa Gantumur(モンゴル)●
- 敗者復活3回戦:●−1本(合わせ技)−ディルク・バンティケルト(ベルギー)○
1回戦敗退/敗者復活3回戦敗退
金丸選手のコメント
1回戦で痛めた右肩(昔から悩まされ続けてきた脱臼)、敗者復活戦に登場した時、いつもにもまして更にテーピング&包帯が施され、その大きさを表していました。
「あまりケガのことを言いたくない。少し痛めただけです。本当に今までで一番悔しかった試合でした」と絞り出した。結果、この右腕は亜脱臼に襲われ、相当の痛み止めを飲んで試合に臨んでいたそうだ。
「前日優勝した内柴先輩に続きたかったけど、そう簡単にはいきませんでしたね」とうつむいた。
「五輪? 最高の舞台だったと思います。今後は、この大会で辞めるつもりだったので何も考えてないですけど、所属の先生方と相談したい」と語った。
私の感想
残念です。
1つでも多く観たかった、金丸選手の試合を。
最後、寝技を極められて動けない金丸選手の顔...この瞬間が何とも言えません。
<結果>
金メダル エルヌル・ママドリ(アゼルバイジャン)
銀メダル 王己春(韓国)
銅メダル ラスル・ボキエフ(タジキスタン) レアンドロ・ギルエイロ(ブラジル)
[0回]
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1番大好きな選手です。
2007年の世界柔道 inリオデジャネイロで初めて見て、その時に好きになりました。
(煽りVTRありきですけどね(;^o^A)
あの鬼気迫る表情、気合の表情、ぶっきら棒とも取れるコメント、強引にも見える試合。
柔道に賭ける意気込みというか、決意というか...意地にまみれた選手だな、と。
綺麗に華麗に技を、という日本柔道の中で異色とも取れる、「何としてでも勝たなければならない」。
必死さが思いっ切り伝わってくる選手です。
ただ、少々の危なっかしさも感じています。
他の選手であれば「勝つだろう」と思える試合もあると思うけど、金丸選手に関しては常に何とも言えない。
集中するが余りに他が見えていないような感じを、TVから観ていて受けていました
(柔道も金丸選手も分からないのに、非常に偉そうでごめんなさい(-_-;)
「勝たなければ意味がない」
「柔道は金メダルでなければいけない」
観たいですね、金メダルを掲げる金丸選手を。
ただあのテーピングの多さや肩の脱臼癖がたたっての手術等怪我を聞くと、気軽に言えたもんじゃないですね。
並々ならぬ決意を持って望まれた試合だったと思います。
残念でなりません。
大変お疲れ様でした。
ありがとうございました。
対戦したイランの選手、解説の篠原さんが「変型柔道」と言っていましたが、素人目にも明らかでした。
顔よりも腕よりも、上がっている足が前に出ているから。
あんな型を取る柔道選手は始めて見ました(TV観戦歴1年だけですけど)。
競技ルールに反している訳ではありませんけどね...本当、世の中の流れは速いですね。
金丸選手の前に行われた1回戦を観て。
今大会においても、柔道はアジア勢よりもヨーロッパ勢の出場が多いそうです。
そしてヨーロッパ勢はレスリングに近い柔道(姿勢が低く、あまり組み合わない)をするそうです。
それがハッキリ現れていた試合だったと思います。
点数はお互いの反則による効果のみ、技による得点はなかったどころかロクな技さえ出ていなかった試合だと思います。
勿論、観ている人を楽しませるためにやっている訳ではないと思いますが...。
技による効果(お尻をついたとき等)は2つで有効1つ分、それ以降はどんなに増えても技ありにはなりません。
ですが、反則による効果は2つで有効へ、もう1つ加えれば技ありへと増えていくそうです。
技を競う競技なのに、技で取る点数の方が低い...そりゃ、反則は駄目だけど...何か納得いきません。
...愚痴ばっかり、私(≧д≦)
ルールが分からないから、褒めるところと言ったら「凄い!」くらいしか言葉が出てこないくて...言い訳?
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