TVで放送する度に見てはいたんだけどね。
数日が過ぎると内容も薄れ、書く気にもなれず。
今回は日にちが経っていますが、ちゃんと見ました。
って言っても、相変わらず技術的な感想は皆無、選手への思いのみの感想文ですが。
今年8月にアスタナで行われる世界柔道選手権大会の代表選考も兼ねていました。
また、来年2016年はリオ・オリンピックもありますからね。
日本代表としてオリンピックへ行けるのは各階級1人ずつ、その戦いはもう始まっています。
平成27年全日本選抜柔道体重別選手権大会
4月4日、5日開催
*日本の柔道家ベスト8が出場して争う大会です。
【結果】
第30回皇后杯全日本女子柔道選手権大会 4月19日
平成27年全日本柔道選手権大会 4月29日
以上、3つの大会結果を踏まえてアスタナ世界柔道への出場選手が決定しました。
赤字です(男女共に1階級2名まで、最大9名の出場が可能なので2人出る階級もあります)。
[0回]
<女子48kg級>
浅見が優勝。おめでとう!!
今後を考えると、勢いのあるフレッシュ近藤に飛び抜けて欲しいところですが、ロンドン前後を見ていた私としては今回の優勝は本当に嬉しい!!
前回のロンドンオリンピック、最終選考のこの大会でまさかの初戦敗退で代表も落選。
でも、それを含めたとしても、浅見が出場しても良かったとさえ思えた活躍振りだったのね、当時は。
結果、谷亮子時代からその頭角を現していた福見が出場したわけですが。
悔しい思いをその時に見ていた私としては、やっぱり浅見の優勝に拍手!
負けてしまったけれど、山岸が出場していたこともとても嬉しいo(*^▽^*)o
(谷の晩年に福見と山岸が競い合って、フレッシュ浅見が登場した図を思い出しました)
<女子52㎏級>
中村対西田。
ここ数年、何度見てきた対戦でしょうか...対戦成績は7-5、今回中村が勝ったので8-5となりました。
2人共、大手術を乗り越えての出場だそうです。
そんなことを微塵も感じさせない速い攻防、ついていくことに必死でした。
手術した肘の関節を極められてタップしてしまったけれど、西田も素晴らしかったです。
<男子66㎏級>
決勝の海老沼対髙市、最高に面白い試合でした。
寝技と立ち技、技の応酬に目が離せない、言葉通り興奮する最高の試合でした。
お蔭で他の階級の内容が吹っ飛んだほどです。って言っても、ほとんどダイジェストだったけど。
これぞ柔道。
近年稀に観る最上の試合を見せてくれた両者に拍手を送りたいと思います。
海老沼の優勝は妥当だと思いますが、髙市に阿部と有望選手がすぐそこにいますね。
クールな髙市選手、でも一瞬の隙を確実に狙う力強い姿勢、大注目の選手ですよ。
そして若さ溢れる阿部、顔が可愛い。
解説の穴井さんは彼が大好き、見ていて他の選手が気の毒になるくらいに阿部を褒めまくります。
<男子100㎏超級>
七戸を主役にしたい気持ちは分かります、顔が良いからTV的には持ってこいだもんね。
しかし、(穴井の現役時代同様)如何せん実力が飛び抜けていない。
重量級は世界的に見ても日本が勝てない今、せめて日本の中でも断トツでないと厳しいよ。
オリンピックを来年に控えて俄然盛り上がってきました、私の中の柔道TV観戦がっ!!
今後の大会がとぉ~っても重要になってきますよ。
トップに君臨している選手も、フレッシュが売りの新星も、この1年の戦い方によっては誰が出る分からないよぉ。
あぁ~、楽しみ(* ̄ー ̄*)
*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。