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*いこれ(女)が書く自己満足な記録型日記、好き勝手に書いています。
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Tsotsi

Tsotsi


[公開]
2007年4月


[出演者]
プレスリー・チュエニヤハエ
テリー・ペート
ケネス・ンコースィ/モツスィ・マッハーノ/ゼンゾ・ンゴーベ
ジェリー・モフォケン


[感想]
原作である本(アソル・フガード著)での時代は1960年代初頭、それを現代に書き換えて映画化されたものだそうです。

何かの宣伝を見た訳でもなく、レンタル屋さんで表になって置いてあったパッケージに目を奪われました。
腰に拳銃を携えている主人公の彼が赤ちゃんを掲げている姿。
店員さんのコメントがあり、何か観てみたいなと思って借りました。

今でもきっと、このような現状が実際にあるのでしょう。
平和な日本からは想像も出来ない世界があるのでしょう。

関係のない人を傷つけ、犯罪を犯しながらでしか生きていく術がない人がこの世にいるのでしょう。
それを肯定することは決して出来ません、寧ろハッキリと否定します。
主人公の彼は罰せられて当然である、それは断言できるものの...。

いつまで経っても、「映画」としての感想しか書くことが出来ない自分がいます。

子供って宝ですね。
悪人に一瞬でも「優」の部分を引き出させる唯一の生き物なのかもしれない。
何も出来ない、何もわからないけれど、目の前にいる人間が何かしらの行動をとってしまうのは、本能なんでしょうかね。

子供は社会が育てるものではなく、親が育てるものだと思っています。
人間界の宝である子供を親が育て上げ、社会に出してやることが当然の努めだと思います。
色々な親はいる、だからこそ子供を産むと言うことやその人間の倫理が問われてしまう今の世の中が悲しいですね。

私は号泣しました。
主人公が段々と、優しさを持つ人間に生まれ変わっていくように見えて。
彼の将来に少しの希望が見え始めた気がして。
それが手に取るように、目に見えるように描かれていて惹きこまれました。

特に最後。
原作とは異なる2タイプのエンディングシーンがあったのですが、1つ目です。
結果としては当然というべきか惨いというべきかはさて置いて、彼の優しさに涙が溢れました。
優しさがあるじゃん、人間としての心があるじゃん、子供を愛おしく思っているじゃん、なんて。

主役を演じたプレスリー・チュエニヤハエさんの表情の変化が凄い、彼に尽きる映画です。
彼は原作主人公と同じようにスラム街と呼ばれる地域で育ったそうです。
10代半ばから演劇の世界に入り、主に舞台俳優として活躍されているそう。
今回、この映画を作るにあたり、製作者側は「素人」を集めようと募集をかけ、見事に主役を射止めた彼。
他の作品も見てみたいと思っているのですが、調べてみてもこの映画以外に見当たらないのが残念です。

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