家族X
[公開]
2011年9月
[出演者]
南果歩
田口トモロヲ
郭智博
[感想]
南果歩さんが演じたお母さんは、心が不安定な方なのでしょうか?
言葉で取り繕える段階は既に過ぎていて、その最中から始まったように見えたので、そう感じてしまいました。
元来から暗い性格の持ち主だったのでしょうが、それでも普通ではないと見えます。
家族全員に問題があることは明らかですが、中でも母親が群を抜いていますね。
笑顔がないので、見ていて疲れますね。
宣伝を見て分かってはいましたが、暗い映画です。
大好きな俳優さん、田口トモロヲさんが出ていたので見ました。
「カッコ良い」枠に入ると言っても良いでしょう!いや、フザけた役も多い人なもんで。
くたびれたサラリーマンで、飄々とした感じですが、私にはそれすら渋く見えます。
う〜ん、何なんでしょうね。
家族それぞれが歩み寄りたいけれど、それをさせない雰囲気を知らずと出しているような。
その切欠を誰かがくれるのを、ただひたすら待っていただけのような。
1つの家族だけれど、最も遠い存在だったのかもしれないですね。
とも見える。
又一方で、これで良し、としていたのかもしれない。
必要で大切だけれども、そういったことすら考えることもせず、日常の当たり前の光景として捕らえていた。
その中で母親に我慢の限界が来て...ということになってこれまた当たり前のように男共は母親を心配した。
まさに居ることが当たり前。
とも見えてしまう。
やっぱり、母親が明るい家庭が良い。
こんなことを言ったら、男尊女卑だと思われるかもしれませんが。
女性の明るさや天真爛漫さは男性には出せないし、敵わないものだと思います。
家事と同様に専業主婦の1つの役割とも言えるのかも。
それくらい必要なものだと思います。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。