もう1度君に、プロポーズ
[放送]
2012年4月〜6月
[出演者]
竹野内豊/和久井映見
山本裕典/倉科カナ
小野寺昭/真野響子
[感想]
90年代のTVドラマに最もハマッていた私としては、主役の2人がもう堪らないですね。
それだけで見始めて、魅入って、最後までしっかりと録画して見ました。
そんなに泣ける場面ばかりではないのに、毎回涙していました(●´ω`●)ゞ
何と言うか...「間」が涙を誘う場面が多かったような。
夫婦の話ですから、ただただ好き!だけで突っ走るような関係ではなく、本当に愛するが故に相手のことを考えて立ち止まってしまうような思いが垣間見えてね。
また可南子(和久井映見)も記憶の何処かに残っているのか、申し訳無さなのか、それともただ人が良いだけか、常に気にするような気持ちが見える。
可南子は突然病気を発症し、夫の波留(竹野内豊)と出会ってから結婚後までの5年間の記憶を失くしてしまいます。
つまり、目覚めた時には見たこともない知らぬ人が夫だと目の前に現れた、ということ。
それを差し引いても、30代半ば...とは思えない純情さに始めは「???」でした。
回を追うごとに謎が(私なりに)解けました!
人見知り、それに加えて波留は可南子にとって最も苦手なタイプの男性だったんだろう、と。
ちょっとチャラいというか(オッサンだけどさ)、真面目な可南子とは縁遠い男性だった気がします。
でも惚れたら関係ないんだね、タイプじゃないからってスルーはしない方が得策だね。
←独り言だよ、ただの独り言。
カッコ良くて、優しくて、性格も良くて、仕事も出来て...惚れない要素がないね、波留には。
マイナス要素が1つも、唯の1つもありませんでした、人間として完璧過ぎるよ。
そんな奴いるかよっ!!
大好きな袴田さんが今回もちょい役で登場。
主役女性が通り過ぎていく男の1人としての役が非常に多くて残念だな〜と思っていましたが、何と今回は通り過ぎもせずっ!!
波留の恋敵か!?と思わせるような登場だったにも関わらず、結局は良い人止まり!恋愛感情はなし!
勿体無いなぁ〜。
全体的に終わりに向けてグチャグチャっとなっていたような気がします。
登場人物それぞれに問題のフラグを立て過ぎて、最後は纏めて半ば無理やりに解決へと持っていった感じ。
裕樹(山本裕典)はずっと波留に反抗心を抱いていたのに、波留から言われた一言であっさり降伏。
志乃(市川由衣)は下手すりゃストーカー?なんて展開を匂わせておいて、弟の一言で別れを受け入れた。
桂(倉科カナ)はやっと波留に恋心を抱いていたことに気付いたのに、波留の一言で別の感情に切り替えた。
人生を変えられたような一言だったのかもしれないけれど、そこまでの衝撃を感じたようには見えず。
まぁ、今時の若者3人衆でしたから、現代の若者とリンクさせて欲がないゆとり世代?っていうものを表現させた...と考えるのは深読み過ぎるかな?
波留のお父さん、職場の人、周囲を取り囲む大人たちが本当に良かったです。
人徳とはこのことを言うのでしょう。
不運な出来事に見舞われてしまった2人だけれど、周囲の人たちに助けられたのも2人の人格が素晴らしかったということ。
人生真面目に生きるべきです。
...もう少し、早く見たかった...学びたかったよ(#`-_ゝ-)
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。