追憶の上海
[放送]
2000年1月
[出演者]
レスリー・チャン
メイ・ティン
トッド・バブコック/タオ・ツァオルー
[感想]
実話だそうです。
ちょっと難しいな、私には。
レスリー・チャンが出演していなければ、最後まで見ていられなかった。
出演度合いからすると、ペイン(トッド・バブコック)が主役と言えるよね。
外国人であるペインの立場から、激動の時代の香港が描かれています。
ジン(レスリー)とチウチウ(メイ・ティン)について。
恋愛している場合ではないけれど、芽生えてしまった?
彼女は幹部の彼を崇拝していたけれど、それが愛に変わった?
彼は彼女を助けたいという思いと同時に愛していると気付いた?
私には、彼女は初めから彼を愛しているように見えたけれど。
それは革命の戦士に対しての尊敬や崇拝ではなく、1人の男として惚れているように。
そして彼は最後まで彼女を心から女性として愛していたようには見えなかった。
愛する女性はあくまで亡き妻、彼女へはまた違った愛の形があったように見えたかな。
素晴らしい映画として語られており、レスリー自身も絶賛していて彼の代表作ともされているようですが...うん、私には難しいです。
革命やら共産党やらに知識がある人でないと、話しの流れを汲み取れないのかも。
ボーッと見るには暇過ぎる、1つ1つを理解しながら見るには難し過ぎる。
レスリーの演説は聴衆を魅了する、って言われても1シーンの数分だけでは判らない。
私は彼が大好きですが、難しい映画ばかりですな。
「ブエノスアイレス」もよく分からなかった...表情で語る、と言われても、結局答えは教えてくれないからな。
それが映画ってことなのか?
この作品が伝えたいことが何だったのか、私には分かりませんでした。
あらすじも書こうと思ったけれど、これを見終えて既に数ヶ月が経った今、尚更まとまらなくなってしまいました。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。