容疑者Xの献身
[公開]
2008年10月
[出演者]
福山雅治
柴咲コウ/北村一輝
松雪泰子
堤真一
[感想]
TVで見ました。
邦画に関しては映画館やDVDより、少し経てばTV放送があるのでそっちを待ちますね。
ただでさえ映画界が衰退していると叫ばれている中、完全にTVが邪魔をしている気がする。
余談ですが、ドラマはあまり見ていませんでした。
でも見ようと思ってTVを付けたり、録画したりしたことは再放送も含めて2,3回ほどあります。
その全てが、広末涼子さんが出ていた回でした。
他は見ていません、広末さんの回だけ何回も見たという不思議な出来事。
映画は面白かったです。
サスペンスで、普段のガリレオとは異なる(と言っても、広末さんの回しか見ていない)展開だったと思います。
黒板に数式を書き出す場面もなかったし、クールな福山さんも初めだけだったし。
やはり知り合いとなると感情にも特別なものが出てくるものですね、ここまでの人でも。
物理の湯川と数学の石神。
世界も違うだろうから量れませんが、石神の方が頭が良いように見えました。
でも、そこに恋が絡んでしまったが為にミスを犯してしまった。
靖子と結ばれることを望んでいたけれど、対外見や生活状況から望みが薄いことを悟り、それでも何とか側にいようと、助けになりたいと思うようになっていったのかな?
自分を犠牲にしてまで動いた気持ちは理解出来ないけれど、彼にとって唯一の存在が靖子だったということだけは感じ取れたかな。
そんな石神の真意に対して、靖子の行動や気持ちの移り変わりには少し残念な気も。
石神を信じていたけれど、同時に信用もしていなかった。
彼の気持ちが余りにも純粋で、また靖子に対して感謝の気持ちに溢れていたからこそ、もう1つ何か欲しかったな。
最後の行動も良心が痛むからという感じで、石神に対しての気持ちは何もなかったと見えました。
でもそれが普通か。
ピンチに立ったら誰であれ頼る、それから少し冷静になれば疑う、だってただのお隣さんだからね。
彼女にとって守りたかったのは娘だけ。
それは当然の感情、行動だけれど、今回に限っては石神の気持ちが痛いほど見えただけに残念に感じてしまった部分がありました。
それにしても、やっぱり勿体無い柴咲さん。
前回に引き続き、いてもいなくてもストーリーには関係ない存在。
しかも今回はただ1人だけ言動の幼さ、甘さが目立ち、逆にいない方が良かったとも思ってしまったよ。
湯川が見事に言い当てた事件の真相、それが何故分かったのかが未だに不明。
証拠がなく、ただの推理に過ぎない。
全ての偶然から見出した推理と、事実と証拠を揃えた事件の真相ってまた別の物だと思うけれど。
証拠がなく、石神や靖子に言ったのかな?
更に言わせて貰えば、今回の湯川さんはおまけ的な存在。
メインは石神と靖子で、湯川さんは事件の謎を解くためだけにいたって感じが否めません。
それでいいのかもしれないけれど、「ガリレオ」のままだと思っていたから、意外でした。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。