プリティ・ウーマン
[公開]
1990年12月
[出演者]
リチャード・ギア
ジュリア・ロバーツ
ジェイソン・アレクサンダー/ヘクター・エリゾンド
[感想]
誰もが憧れるであろう、シンデレラ・ストーリー。
ビビアン(ジュリア・ロバーツ)は素敵。
学生時代は成績が良かったそうで、そういったこともあるのかプライドが凄く高い。
「誰が自分の価値を認めてくれる?自分が自分に対して自信を持たなくちゃ。」
本当はそんなことじゃないと思っていながらも、こう言い聞かせているような気が。
常に自然体、日本人には出来そうにもない。
大富豪の彼に自分は雇われているけれど、立場は対等を主張する。
私が持つ感覚からすると、「対等」を求めることには気が引けてしまう。
だって自分は雇われている身、しかも(誤解を恐れずに書くけど)売春婦。
でも、あなたが私を必要だから雇っているわけでしょ?っていう思考回路が羨ましい。
確かにその通りなんだけど、日本人的な考えからすると違和感を感じなくもないかな。
日本人って言うよりも私?もっと自信を持たなくちゃいけないね。
だからこそ、シンデレラ・ストーリーを羨ましくも思い、ビビアンと言う女性をも羨ましく思う。
大富豪の彼と知り合えたこと、ハッピーエンドになれたこともそうだけど、きっと彼女なら遅かれ早かれ自分の手で何かを掴める人なんだろうな。
この映画はハッピーエンドで終わったけど、それこそ御伽噺のように「王子様と一生幸せに暮らしました」ではなく、きっと彼の右腕となってなくてはならない存在にまでなる人なんだろうと。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。