チャーリーとチョコレート工場
[公開]
2005年9月
[出演者]
ジョニー・デップ
フレディー・ハイモア/デイビッド・ケリー
アナソフィア・ロブ/ジュリア・ウィンター/ジョーダン・フライ/フィリップ・ウィーグラッツ
ディープ・ロイ
[感想]
凄く面白かった!
とても面白くて楽しくて、2回も観てしまいました。
色々な要素が詰め込まれていて、最後は思わず微笑みが溢れてしまう展開に。
ジョニー・デップさん、その名前は知っていたけれど映画を観たのは初めてです。
ウンパ・ルンパの踊りにリズムをとっているところとか、父親のことでチャーリーに助けを求めるところとか、とても可愛らしく見えました。
幼少時代の経験と工場での裏切りから人間不信になったんでしょうね。
きっと凄く変人で偏屈で、扱い辛い人物なんだろうけれど、母性本能をくすぐられる人。
大人になりきれない子供。
だからこそチョコレートという子供相手の商売では大成功したけれど、人間関係を上手に構築することが出来なかった。
子供の気持ちはわかっても、大人相手となると駄目だったのね。
チャーリーに出会って心から幸せを感じることが出来て万々歳だけれど、いい大人として見ると情けなくも感じられ、また可愛くも感じたと言う不思議な感覚を覚えました。
一方で怖い映画?なのかも。
我侭を言わない、人の言うことを聞く、正直で素直な子でいること、家族を大切に、欲を出さない等々教訓とも言える内容が含まれているのかも。
そういうウォンカ自身が1番学んでください、ってところだよね。
まぁ、チャーリー自身も拾ったお金でチョコレートを買ったんだから、子供たち全員同じようなものかもね。
子供は可愛いけれど、同時に悪魔のような部分もある。
自分の血を引いていると無条件に愛情を注ぐし、分身のように感じるけれど、やっぱり1人の未熟な人間。
これからたくさんの経験を経て大人になっていくと考えると、ウォンカが求めた条件は少し壁が高すぎたかも?とも思いました。
今回はTV放送を録画(未だにVideo)したので、字幕ではなく吹き替えで鑑賞しました。
洋画は吹き替えでは見ません、100%字幕で見ます。
やっぱり、その本人の声を重要視しているので。
でも今回は録画だったことと、何か見てみたいなぁ〜という思いが重なって、「まずは触りだけでも...」と思っていたら、一気に最後まで突き抜けました!
内容が面白かったのは当然、加えて声優さんが素晴らしかったですっ!
全員良かったけれど、特にウォンカ(ジョニー・デップ)を担当した宮野真守さんが素晴らしかったです。
表情と見事にマッチした声、口調、セリフ等完璧ですっ!!
2割はジョニー・デップの表情、8割は宮野真守さんの声で10割の満足感を得られたと言ってもいいです。
吹き替えもありですね。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。