シュガー&スパイス −風味絶佳−
[公開]
2006年9月
[出演者]
柳楽優弥/沢尻エリカ/高岡蒼甫/夏木マリ
[感想]
自分がもう少し若い頃に見たかった作品だな、という印象。
要は都合良く使われた、ってことでしょ。
って、第一にこんな見方しか浮かんでこない自分を悲しくも感じますが(#`-_ゝ-)
ノリコ目線で行けば、その時はそれが1番良いと思ったし、幸せに感じた時間は嘘ではないけれど、結果がね...。
こういったことになってしまうと、軽い女だとか、2人の男の間をフラフラと...とも取れてしまう。
恋愛って本人たちにとっては過程が1番大切だけど、第3者から見れば結果が全てだもんね。
結果の行方によっては、その後の対応も変わるし。
喧嘩別れしたら貰ったプレゼントは売るとか、円満に別れれば友達として続けていける、とかさ。
今後の人生を左右する、重大事項になると思う。
四郎目線で行けば、良い経験をしましたって感じでしょうか?
この映画は、「四郎が学んだ」ということに焦点を当てて描いているのかな?
ノリコの判断を受け止めて、自分が成長できました、みたいな思いでいるようなので、納得しつつも苦い思い出として残るんだろうなと感じます。
本物の恋愛?を知って男としても人間としても成長できたのかもしれないけれども、同時に自分の無力さも感じただろうし。
ところでノリコさんはただの自分勝手な、少し嫌な女性??
時に傲慢さや、年上としての上から目線が伺え、とてもじゃないけど大人の女性には見えませんでした。
...哀しいかな、先入観。
...哀しいかな、先入観を持って見てしまう自分。
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*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。