2008年8月14日(木) 大会7日目
柔道
男子100kg級 鈴木桂治
1980年6月3日 アテネオリンピック金(100kg超級) 2007/2008体重別優勝
- 結果
- 1回戦:●−1本(もろ手刈り)−ナイダン・ツブシンバヤル(モンゴル)○
- 敗者復活1回戦:●−1本(横車)−ベンヤミン・ベールラ(ドイツ)○
1回戦敗退/敗者復活1回戦敗退
鈴木選手のコメント
「今日という日に向けて調整してきたし、僕自身完璧な出来上がりだったので、それだけに余計自分の弱さが出たと思います。強い自分を見てもらいたかったので、皆に申し訳ないです。結果が全てなので、今のところ口だけのヤツになっているので。これから時間を貰って、色々と今後のことを考えたいです」(試合終了直後のインタビュー)
以前から柔道人生の集大成と語っていた、北京オリンピックの畳。
2試合の合計時間は僅か2分、うずくまったまま畳から暫く動けなかった。
「俺は何やってんだろう、情けない、恥ずかしい」
「もう1度畳に上がっても(相手に)投げられる。今はカラッポ。やり残したことはない」
「状態は完璧だった、研究もしてきた、後悔はない」
私の感想
ただでさえ、柔道ルールに対する知識もなく、負けた試合についてアレコレ言うのは非常におこがましいと思うので...特に何もなく(TωT)
「朽木倒し」という技はレスリングのタックルに似た技で(って言うかそのもの?)柔道技ではない!という批判も多いわけですが、もろて刈りもそうなのかな?
そうだとしても、技の1つとして認められていることは事実なので最早何を言っても...見事な1本だったと思います。
鈴木選手が1日で2回も1本負けを喰らうのは初めてだそうです。
そのせいか、世界のマスコミが「鈴木に何があったんだ?」と日本のマスコミに問う場面も見られたとのことで...本当に有り得ない敗戦だったと誰もが思っているのでしょうね。
<結果>
金メダル ナイダン・ツブシンバヤル(モンゴル)
銀メダル アスハト・ジトケエフ(カザフスタン)
銅メダル モブルド・ミラリエフ(アゼルバイジャン) Henk・フロル(オランダ)
[0回]
*当方、平和主義者ですのでお手柔らかに...。